
最新リリース情報
ver 10.0.0 リリース ( 2024/5/20 更新履歴 )
今回 ver 10.0.0 リリースについて各メディアで紹介いただいております。ありがとうございます。
WPF版 正式対応
Reports.net ver.9以前のWPF対応は簡易版であり、一度テンポラリのXPSファイルを経由して印刷・印刷プレビューを実現していました。
ver.10からは、XAMLを用いたフルカスタマイズが可能なプレビュー画面を実装しています。
WPF / XAML での利用方法をご覧ください。
メディア掲載
これまでにも、Reports.netを各メディアでご紹介いただいております。ありがとうございます。クラウド環境でのデモ動作
- Azure - Windows Server
- Azure - Windows Server / 旧 .NET Framework 版 WEBアプリケーション
- Azure - Linux (CentOS)
- AWS - EC2 - Amazon Linux 2 - folderデプロイ方式
- AWS - EC2 - Amazon Linux 2 - docker方式
- GCP - GCE - Debian GNU/Linux - docker方式
これらのWEBアプリケーション開発・デプロイ手順については、動画セクション内の動画で詳しく解説しています。また、試用版には、上記の機能を備えたデモプログラムが含まれています。
特徴
-
日本の帳票文化に寄り添った、純国産の"帳票革命"ツール
固定行数や緻密な罫線配置など、日本の商習慣でよく見かける帳票デザインをラクラク実現!
伝票・請求書・納品書…どんな帳票でも思いのままに作り上げられ、すぐにビジネスで活躍させられます。 -
コードでページをフルコントロール!自由度抜群の設計方式
イベント駆動に振り回されず、帳票の印刷ロジックを1つの場所にスッキリ集約。
「あれ、どこに書いたっけ?」と探し回る心配もなく、開発・保守がもっとスムーズになります! -
印影&豊富な文字装飾で、"魅せる"帳票を思いのままに
ハンコの印影やカラフルな文字効果など、商業印刷っぽいクオリティまで実現可能。
帳票でもデザインを楽しみたい方にピッタリな、表現力の高さがポイントです。 -
いろんな種類を一括プレビュー!一度にバッチリ印刷
複数の帳票をまとめて印刷やプレビューできるから、業務工程がぐっと効率的に。
また、すべての帳票を一括してXML出力すれば、管理や保管もカンタンです。 -
バーコード対応はお任せあれ!多彩な種類を標準サポート
JANやQRはもちろん、コンビニや医療用GS1 128、DataMatrix、PDF417、GS1 Databar等まで網羅。
追加ツール不要&かんたん設定で、幅広い業務シーンにすぐ活かせます。 -
印刷データのXML保存で、後から何度でも再利用
帳票データをそのままXMLファイルにして保管。別のプログラムでも呼び出して、サクッと再プリントOK。
データベース負荷も減らせるので、大量出力が必要な現場でさらに効率UP! -
帳票定義は公開XML仕様!独自プログラム連携も自在
デザイナーを使わずに動的生成したり、特殊な要件に合わせて自動編集したり、思い通りに拡張可能。
他のシステムとの連携やカスタムワークフローで、開発者のイマジネーションが加速します。 -
PDF / XPS / SVGなど多彩なフォーマットに柔軟対応
電子保存やWebブラウザ経由の配信もワンタッチ。
用途に応じて出力形式を選べるので、オフィスからクラウドまであらゆるシーンで大活躍します。 -
.NET 5以降でクラウド&Linux対応、インフラを選ばない安心設計
.NET 5~.NET 8に対応し、WindowsサーバだけでなくLinux環境や主要クラウドサービス(Azure/AWS/GCP)でもスムーズに動作。
「好きなプラットフォームで開発できる」自由度が、エンジニアを後押しします。 -
Webサービス連携で、サーバサイド生成もスマートに
サーバ側で印刷データを生成し、クライアントにZIP圧縮したXMLを受け渡すだけ。
ネットワーク負荷とセキュリティリスクを抑えながら、帳票配信を一歩進んだステージへ。 -
誰でも扱いやすいデザイナーで、思い通りにレイアウト
直感操作で細部までこだわった帳票を作り込めるので、現場の担当者も抵抗なく使えます。
帳票デザイン担当とコーディング担当が分業しやすく、開発フローがさらに加速します!
機能概要
単体機能

- デザイナーで帳票をデザインします。
- デザイン結果は「デザインファイル」というXMLファイルに書込まれます。
- ユーザプログラムは、Reports.net(エンジン)のメソッドを呼んで「デザインファイル」を元に帳票を作成します。
- 作成した帳票は、次のようなターゲットに出力を行う事が出来ます:
プリンタ, プレビュー画面, PDFファイル, XPSファイル(Microsoft Document Writer形式), SVG画像ファイル, Reports.net印刷データファイル(再読込可能)
帳票設定項目
「デザインファイル」は仕様公開されたXML形式のファイルで、以下の様な情報を定義する事が可能です。
アプリケーション画面
クラウド環境
- .NET5 以降での機能構成
Azure / AWS / GCPといった各種クラウドサービスや、オンプレミスを含むその他のWEBサーバに、 帳票出力WEBアプリケーションや帳票データ作成WEB APIを配置して利用できます。Windowsサーバ・Linuxが対象です。

以下に、開発から運用までの大まかな流れを示します。
- Reports.netで、帳票出力WEBアプリケーションや、帳票作成WEB APIを開発
- 開発した帳票WEBアプリケーションやWEB APIを各種クラウドやその他WEBサーバにデプロイ ※デプロイの手順については、本製品サイト内の動画で詳しく解説しています。
- WEBアプリケーションでは、ユーザはブラウザより帳票をリクエスト
- ブラウザにPDF帳票が出力される
- WEB APIでは、様々なデバイス・プラットフォームからAPIを呼び出し可能
- APIから取得した印刷データを、印刷・プレビュー・PDF出力等で使用
これらのクラウド環境で実際に動作している Reports.net のWEBアプリケーションがあります。
各種クラウド環境でデモを試すから、ぜひご覧ください!
従来のWEB環境
従来の.NET Framework環境でも、同様のWEB機能を提供してきました。.NET 5以降の環境ではアーキテクチャが刷新されていますが、以下の機能はすべて新環境でも同様に実現可能です。
ASP.NET でのPDF出力 (Azure対応)

ブラウザからのPDF出力要求に対して、PDFデータを生成しブラウザにPDF出力を行うことができます。内部的にはリクエストに対するレスポンスにPDFデータをセットします。
ブラウザへの出力だけでなくPDFファイルをダウンロードさせることも可能です。
こちらのサンプルプログラムでは、PDFのブラウザ出力/PDFファイルダウンロードのどちらも可能です。
Webサービス / Azure クラウドとWindowsアプリ(リッチクライアント)との連携

Windowsをプラットフォームとしたリッチクライアントから、AsureやIIS、または、UNIX(Linux等)サーバ上のWEBサービス(Azure クラウド /.NET WebService / axis等)に対して1つの命令を下す(メソッドを呼び出す)だけで、WEBサーバから印刷データを圧縮したバイナリデータを取得し、印刷を行うことが可能です。
クライアントから命令がきたら(メソッドが呼び出されたら)サーバ側のみでデータベース等にアクセスして印刷データを作成し、バイナリデータ(byte[]型変数)として、クライアント側に返し、クライアント側でそれを印刷するという仕組みです。
そのほか、WEB環境でのReports.net概要図をご覧ください。
WPF / XAML での利用方法
まずは、プログラムでの Windows Forms と WPF のプレビュー表示の呼び出し方法の違いを示します。異なるのはコンストラクタだけです。
// Windows Forms プレビュー例
IReport previewWinForms = ReportCreator.GetPreview();
:
previewWinForms.Output();
// WPF プレビュー例
IReport previewWpf = ReportCreator.GetPreviewWpf();
:
previewWpf.Output();
プレビューアのexeを直接起動する場合や、.prepe拡張子のファイルを開く際のデフォルトプログラムを、 Windows Form版またはWPF版プレビューアのどちらかに設定可能です。

WPF版では、プレビュー画面のデザインを自在に変更できるようになりました。
画面の変更例

カスタマイズ方法
1. XAMLでのデザイン変更
Custom.xaml ファイルをプログラムフォルダ(.exeのあるフォルダ)に配置することで、 プレビュー画面を自由にカスタマイズできます。サンプルは「SAMPLE」フォルダの 「11.XAML (WPF版プレビュー・XPS出力)」に配置されています。
プレビュー画面表示中にCustom.xamlを変更し、F5キーを押すことで 変更したデザインをリアルタイムに確認できます。
2. ウィンドウズ内アイコンの変更
「Icon」および「SmallIcon」フォルダを作成し、必要なアイコンファイルを配置:
open.png, print.png, save.png, first.png, revious.png, next.png, last.png

3. ウィンドウズのアイコンの変更
// プレビューウィンドウのアイコン・タイトルの変更
paoRep.z_PreviewWindowWpf.z_Icon = new System.Drawing.Icon("./PreviewCustom.ico");
paoRep.z_PreviewWindowWpf.z_TitleText = "カスタムプレビュー画面";
4. カスタマイズ手順の詳細動画
XAMLファイルの編集からアイコンの置き換えまで、具体的な手順を動画で解説しています。 お客様のシステムに合わせたプレビュー画面のカスタマイズにお役立てください。
動作環境
開発環境
- Windows 7 ~ 11
- Windows Server 2008 ~ 2022
- Microsoft Visual Studio 2005 ~ 2022
開発言語
- VB.NET/C#/他 .net用言語
- ※.NET5 以上の WEBアプリケーション や WEB API の開発には、VB.NETはご利用いただけません。
実行環境
- Windows 7~11
- Windows Server 2008~2022
- Azure / AWS / GCP 各種環境
- ※Linux環境ではPDF出力のみ対応
.NET / .NET Framework
- .NET 5 ~ .NET 8
- .NET Framework 2.0 ~ 4.8.1
- Azure / AWS / GCP 各種環境
- ※.NET / .NET Frameworkのバージョン別に製品ご提供。下位互換あり
■ Reports.net 通常版 / Linux版 / Azure版利用方法
Reports.netのインストールを行うと次の3種類のアセンブリがインストールされます。
- Pao.Reports.dll
- Pao.Reports.Linux.dll
- Pao.Reports.Azure.dll
Reports.net を Windowsでのみご利用いただく場合は、オンプレミスのWEBサーバを含めて、通常版のPao.Reports.dllをプロジェクトに参照追加してご利用ください。
Reports.net をLinuxの実行環境でご利用いただく場合、Pao.Reports.Linux.dllをプロジェクトに参照追加してご利用ください。
Azure や AWS / GCP などの Windowsサーバ環境で動作させる場合、Pao.Reports.Linux.dll を利用しても問題ありません。
ただし、Pao.Reports.Azure.dll を使うことで、Linux版(Pao.Reports.Linux.dll)では利用できない
イメージPDFの出力が可能になります。
イメージPDFに関する制限事項は、
こちらをご覧ください。
Reports.netを利用したAzure/AWS/GCP/他 Linux/Windowsサーバ用
WEB帳票開発・デプロイ手順動画
※随時、Reports.netを利用した技術動画を追加してまいります。
製品概要動画
【WEBアプリケーション編】
- WEBアプリでPDF帳票出力開発手法紹介 / AzureへのWEBアプリをデプロイ手順 / Azure SQL Server使用
- Linux上で動作する.NET5/6(C#)-帳票出力WEBアプリ作成手順 - [WSL2 & Azure-Linux編]
- 帳票出力WEBアプリをAWS Linux Elastic Beanstalkへデプロイ - AWS Toolkit for Visual Studio使用 - DynamoDB使用- .NET6
- .NET5 Dockerの最も単純な方法でAWS-EC2上で帳票出力WEBアプリを動作させる手順
- .NET6 Dockerの最も単純な方法でAWS-EC2上で帳票出力WEBアプリを動作させる手順
- AWS ECS/ECRで帳票出力WEBアプリをDockerで動作させる手順
- Dockerの最も単純な方法でGCP上で帳票出力WEBアプリを動作させる手順
- 帳票出力WEBアプリを複数クラウドにマルチデプロイ - Azure / AWS / GCP
- 超簡単、帳票出力WEBアプリをフォルダデプロイ方式で AWS EC2へ
【WEB API編】
- 最短/最速 REST API(WEB API)実装 GET編 / IIS+Windows Formクライアント編 / .NET5/6(.NET Framework 4.xも可
- 最短/最速 REST API(WEB API)実装 POST編 / IIS+Windows Formクライアント編 / .NET5/6(.NET Framework 4.xも可
- Visual Studio から WEB API を IISへデプロイ手順。.NET 5/.NET Framework 4.5
- [.NET5/6] REST API(WEB API)で帳票作成 / Windows Form クライアントで帳票出力
- [.NET5/6] REST API(WEB API)で帳票作成-2 SQL Server編/Windows Form クライアントで出力
- 帳票出力WEB APIを複数クラウドにマルチデプロイ - Azure / AWS / GCP
ライセンスについて
Reports.netのライセンスは大きく「通常ライセンス」「Linuxライセンス」「Azureライセンス」の3種類に分かれます。
ご利用環境に応じて必要となるライセンスを検討してください。
通常開発ライセンス
- ランタイムは無償(運用時費用なし)
- 開発機1台につき1ライセンス必要
- PC台数に応じて購入
■開発・運用ともに追加費用なし
88,000円(税込)
Linuxライセンス
- Linuxサーバ
(オンプレ/クラウド)での運用 - 1URL(1WEBサーバ/クラウドサービス)ごとに購入
■通常ライセンス保有者のみ購入可能
8,800円(税込)
Azureライセンス
- WindowsのWEBサーバ全般
(オンプレ/クラウド)でのWebアプリ用 - 1URL(1WEBサーバ/クラウドサービス)ごとに購入
■通常ライセンス保有者のみ購入可能
8,800円(税込)
Linux版はどの環境でも動作しますが、※イメージPDF 出力はできません。Windowsサーバで ※イメージPDF を利用する場合は、Azure版をご使用ください。
-
※イメージPDF:
ページ全体を画像として出力するため、文字選択や検索はできませんが、制限は一切ありません。印刷イメージのキャプチャ方式のため、通常PDFと比べ解像度が低く、PDFデータサイズが大きくなります。 -
通常PDF:
文字情報として出力されるため、コピーや検索が可能ですが、一部、装飾表現や利用フォントに制限(通常PDFの制限事項)があります。
ダウンロード
ご利用なさる.NET Frameworkバージョンの Reports.net をダウンロードしてください
64ビットOSであっても「AnyCpu版」で問題ございません。x64に特化した場合のみ「x64版」をご利用ください。
最新バージョン (.NET 5以降)
.NET Framework - AnyCpu版
- .NET Framework 4.8.1 AnyCpu版
- .NET Framework 4.8 AnyCpu版
- .NET Framework 4.7.2 AnyCpu版
- .NET Framework 4.7.1 AnyCpu版
- .NET Framework 4.7 AnyCpu版
- .NET Framework 4.6.2 AnyCpu版
- .NET Framework 4.6.1 AnyCpu版
- .NET Framework 4.6 AnyCpu版
- .NET Framework 4.5.2 AnyCpu版
- .NET Framework 4.5.1 AnyCpu版
- .NET Framework 4.5 AnyCpu版
- .NET Framework 4.0 AnyCpu版
- .NET Framework 3.5 AnyCpu版
- .NET Framework 3.0 AnyCpu版
- .NET Framework 2.0 AnyCpu版
.NET Framework - x64版
- .NET Framework 4.8.1 x64版
- .NET Framework 4.8 x64版
- .NET Framework 4.7.2 x64版
- .NET Framework 4.7.1 x64版
- .NET Framework 4.7 x64版
- .NET Framework 4.6.2 x64版
- .NET Framework 4.6.1 x64版
- .NET Framework 4.6 x64版
- .NET Framework 4.5.2 x64版
- .NET Framework 4.5.1 x64版
- .NET Framework 4.5 x64版
- .NET Framework 4.0 x64版
- .NET Framework 3.5 x64版
- .NET Framework 3.0 x64版
- .NET Framework 2.0 x64版
サポート
製品のサポートは情報共有のため で行わせていただいております。
個別にメール info@pao.ac も多くいただいております。
どちらでも結構です。お問い合わせ・ご意見・ご要望等よろしくお願いいたします。
本製品(Reports.net)の保守・保証につきましては、保守・保証に関する規定をご覧ください。